どうも、アトムです。
充電器とモバイルバッテリーが組み合わさったコンセント一体型モバイルバッテリーを好んで使うのですが、充電に対応しているデバイスはiPhoneやiPad miniのような小型デバイスがほとんど。

充電出力が大きいものがないんだよね!
過去にレビューしている511 PowerbankやPowerCore Fusion 10000は、最大出力がどちらも20W出力ほどなので、MacBook AirなどのノートPCは急速充電することができなく、別途ノートPC用の充電器を持ち歩く必要があったんですよね。
しかし、CIOからMacBook Airも毎日持ち歩くマンの僕のようなユーザーに最適なコンセント一体型モバイルバッテリーが販売されました。
それが「CIO SMARTCOBY Pro PLUG」です。


CIO SMARTCOBY Pro PLUGは10000mAhの大容量なハイブリッドモデルでありながら、なんと30W出力を誇る充電機能を搭載しているんですよ。マジですげえ。
iPhoneはもちろんMacBook Airも普通に充電することが可能です。
この記事ではCIO SMARTCOBY Pro PLUGの実機を用いて、使用感やメリットデメリットなどをレビューしていきます。ハイブリッドモデルでMacBook Airも充電したいという方にピッタリ。ぜひそれ以外の機能性なども参考にしてください。


- 充電器×モバイルバッテリーのハイブリッドモデル
- 10,000mAhの大容量
- 最大30W出力に対応
- パススルー充電に対応
- PPSに対応
- バッテリー残量がわかりにくい
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気になるところを読む
CIO SMARTCOBY Pro PLUGスペックレビュー


モデル名 | SMARTCOBY Pro PLUG |
---|---|
ブランド | CIO |
サイズ(縦×横×厚さ) | 7.9×7/9×2.6センチ |
重量 | 266g |
タイプ | ハイブリッド(充電器×モバイルバッテリー) |
搭載ポート | USB-C×1(PD・PPS対応) USB-A×1 |
USB-C出力 | 最大出力30W(PPSは最大33W) |
USB-A出力 | 最大出力22.5W |
バッテリー容量 | 10000mAh |
カラー展開 | ブラック |
価格と購入先
CIO SMARTCOBY Pro PLUGの購入先は、「Amazon」「楽天市場」「ヤフーショッピング」などの各大手ECサイトから購入ができます。


外観デザイン
CIO SMARTCOBY Pro PLUGは名前の通り、コンセントプラグが折りたたみで搭載されています。


シボ加工された外観デザインで、素材的に傷や指紋などが目立ちにくいのが特徴的。


シビ加工されていることもあり、パッと見が結構高級感のある雰囲気をかもちだしています。
底の面にはスペックが記載されており、きちんとPSEマークも記載されているので安心して使うことができますね。


PSEマークは、「Product+Safety+Electrical appliance & materials」の頭文字で、電気製品が安全性を満たしていることを示すマーク
搭載されているポートはUSB-CとAの2ポート。


個人的にポートの中の紫色が外観の黒とマッチしていておしゃれに感じます。
サイズ感と重量
SMARTCOBY Pro PLUGのサイズは縦横7.9センチの正方形サイズで厚さは2.6センチです。


重量は266g。充電器とモバイルバッテリーを兼ね備えたモデルなので仕方ないですが、ややズッシリとした印象です。


大きさ的にはわかりやすくiPhoneと並べるとその小ささが伝わりやすいですね。


CIO SMARTCOBY Pro PLUGの特徴
CIO SMARTCOBY Pro PLUGの機能性の特徴を解説していきます。


本体充電はコンセントに挿すだけ、約2時間半で完了
普段コンセントプラグは折りたたんで収納されており、使うときだけサッと出すことができるんです。





充電器として使うときだけプラグを出せばOK!
本体をコンセントに挿せば本体充電が始まり、10000mAhの容量を持つ本体は約2時間半で満充電になります。





このままデバイスを繋げば充電器として使えるよ!
USB-CとUSB-Aの2ポート搭載
搭載ポートはUSB-CとAの2ポートが搭載。


搭載ポートの出力値
- USB-C:最大30W出力に対応
- USB-A:最大22.5W出力に対応
- 2ポート同時使用:最大42W出力に対応(Cポート30W|Aポート12W)
メインポートのUSB-Cは最大30W出力対応なので、iPhoneはもちろん、iPadやMacBook Airに関しても充分に充電することができます。


MacBook Airを充電してみましたが、きちんと30W出力、iPhoneは20W出力で充電されていました。







PPSにも対応しているよ!
PPSとは「Programmable Power Supply」の略称で、急速充電規格の「Power Delivery 3.0(PD規格)」のオプション機能となり、2022年現在一部の機種で対応している。今後増えていくであろう規格です。
USB-Aも最大22.5W出力と充分高出力なので、iPhoneなどスマホであれば充分高速充電が可能。
そして2台同時充電だと合計42W出力で充電されるようになります。





Cポートは30W、タイプAは12W出力で充電される感じだよ!
パススルー充電に対応
CIO SMARTCOBY Pro PLUGはパススルー充電にも対応しています。
パススルー充電に対応していると、デバイスを充電しながら同時にモバイルバッテリー本体自体にも充電することができる



パススルー充電に対応していると、本体の充電し忘れなどが減るから何かと便利だよね!


CIO SMARTCOBY Pro PLUGのメリット(よかったところ)
CIO SMARTCOBY Pro PLUGを実際に使って感じた良かったところをシェアします。
ハイブリッド型なので持ち物を減らせる
SMARTCOBY Pro PLUGは「充電器×モバイルバッテリー」が組み合わさったハイブリッドモデル。


単純にこれまで充電器とモバイルバッテリーを持ち歩いていたのが、SMARTCOBY Pro PLUGひとつでコト足りるようになるので手荷物がその分身軽になります。
それでいて本体サイズもコンパクトサイズなのでめっちゃ嬉しい。
手荷物をスッキリさせたい!そんな方にピッタリのアイテムと言えるでしょう。
10,000mAhの大容量
5,000mAhなどの小さな容量が多いハイブリッドモデルですが、ACIO SMARTCOBY Pro PLUGは10,000mAhと大容量。


- スマートフォン:約2回充電可能
- タブレット:約1回充電可能
- MacBook Air:約0.6回充電可能
さすがにMacBookを満充電することは難しいですが、それでも半分以上は充電できますし、10000mAhであれば本体サイズもそこまで大きくなくて済みます。
30W出力の急速充電に対応(2ポート充電時にも)
これまでのハイブリッド型は出力の最大値が20Wまでの物ばかりでした。
スマホをメインにしている人にとってはちょうどよい出力値ですが、僕のように普段から欠かさずMacBookを持ち歩く人にとっては20Wだと心もとない出力値でした。



MacBookも充電するならもっとパワフルな充電器が必要なんだよね…
しかし、そんな中SMARTCOBY Pro PLUGはまさかの30W出力での充電ができる!これは革命的!





MacBook Airであれば充分に充電することができる!すごい!
30W出力に対応しているデバイス |
---|
iPhone iPad(無印・mini) iPad(Air・Pro) MacBook Air MacBook Pro |
そしてすごいのはそれだけではなく、なんと2ポート同時充電時にもUSB-Cポートの出力値は制限されることなく30W出力で充電ができるんです。(Aポートは22.5W→12Wに制限されます)


従来あるたいていの充電器やモバイルバッテリーは2ポート同時充電されると両ポートの出力値が制限される中、SMARTCOBY Pro PLUGに関してはメインポートの制限はされません。



ということはiPhoneと同時充電しながらでもMacBook Airをきちんと充電できる!
マジでMacBook Airユーザーはハイブリッドモデルを選ぶなら現状SMARTCOBY Pro PLUG一択と言えるでしょう。
CIO SMARTCOBY Pro PLUGのデメリット(残念なところ)
便利な反面、「ここはちょっと残念」と感じた部分もありました。
バッテリー残量が把握しにくい
SMARTCOBY Pro PLUGには、LEDライトが搭載されており、そのライトの色でバッテリー残量を把握することができるんですが、これがなにかとわかりにくい。


- 紫:100〜76%
- 緑:75〜51%
- 青:50〜26%
- 赤:25〜0%



色で残量を把握しておくのが面倒…
色ではなくて、個人的には%表示だったりLEDライトの数で残量表示のほうがわかりやすくてよかったなーと感じました。
MacBook Proには物足りない
僕個人的にはMacBook Airを使っているので満足していますが、MacBook Proを使っている人にとっては最大出力が30Wは物足りないよなーと感じました。
Proと言っても13・14・16インチと種類がありますが、1番小さな13インチProでも61W出力に対応しているので、30Wでは充電できないことはないですが、よりパワフルに充電するなら各モデルに応じた出力値での充電器を使用するのが良いでしょう。
他ハイブリッドモデルと比較
SMARTCOBY Pro PLUGと同様のハイブリッドモデルを比較してみました。
![]() ![]() PowerCore Fusion 10000 | ![]() ![]() 511 PowerBank | ![]() ![]() SMARTCOBY Pro PLUG | |
---|---|---|---|
ブランド | Anker | Anker | CIO |
タイプ | ハイブリッド型 | ハイブリッド型 | ハイブリッド型 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 8×8×3.4センチ | 3×113×3センチ | 7.5×7.5×2.5センチ |
重さ | 276g | 174g | 265g |
バッテリー容量 | 9,700mAh | 5,000mAh | 10,000mAh |
搭載ポート数 | USB-C×1 USB-A×1 | USB-C×1 | USB-C×1 USB-A×1 |
USB-C出力 | 最大20W | 最大20W | 最大30W |
UCB-A出力 | 最大12W | ー | 最大22.5W出力 |
購入する | 購入する | 購入する |
上記3製品の中で頭一個突き抜けているスペックと言えます。
容量はもっと小さくていいからコンパクトサイズが欲しい人は511 PowerBankで充分ですが、同容量のPowerCore Fusion 10000と比較したときに、サイズ的にも出力値的にもどこを比較してもSMARTCOBY Pro PLUGを選択するのがおすすめですね。
コンセント一体型モバイルバッテリーの選び方やおすすめモデルが知りたい方は下記記事をご覧ください。


CIO SMARTCOBY Pro PLUGはこんな人におすすめ
実際にCIO SMARTCOBY Pro PLUGをレビューしてみておすすめな人とそうでない人をまとめてみました。
おすすめな人 | おすすめでない人 |
---|---|
大容量のハイブリッドモデルが欲しい スマホやノートPCを急速充電したい 2ポートで同時充電したい 荷物を極力減らしたい | MacBook Proユーザー ノートPCは充電できなくて良い人 |
不満な人はこちらがおすすめ
以下の理由などでSMARTCOBY Pro PLUGだと不満な方は代替品をおすすめします。
- PCは充電しないからコンパクトサイズが良い→Anker 511 PowerBank
- MacBook Proを充電したい→13・14インチ→CIO NovaPort TRIO(65W)|16インチ→CIO LilNob(100W)
- モバイルバッテリーでいいからもっと安く→CIO SMARTCOBY Pro
ハイブリッドモデルじゃなくて良いからもっと安く同等のモバイルバッテリーがほしいという方は、同メーカーの人気アイテム「CIO SMARTCOBY Pro」がおすすめです。


CIO SMARTCOBY Pro PLUGと合わせて買いたいアクセサリー
CIO SMARTCOBY Pro PLUGと合わせて購入するともっと便利なアクセサリーも紹介します。
急速充電に対応しているiPhone充電ケーブル


急速充電に対応しているタイプCケーブル


収納におすすめのガジェットポーチ
充電器やモバイルバッテリー、ケーブルなどを持ち歩くならガジェットポーチに収納して持ち歩くのがかさばらないのでおすすめ。


持ち歩くモノの数やサイズに合わせてポーチを選ぶのをおすすめしますが、現在僕がメインで使用しているポーチは「Native Union Stow Organizer Lite」。
サイズも大きすぎず小さすぎず使いやすくてめっちゃお気に入り。


それ以外にもたくさん購入してきた中からサイズや用途別でおすすめをまとめましたので参考にどうぞ。↓


CIO SMARTCOBY Pro PLUGのレビューまとめ
CIO SMARTCOBY Pro PLUGはMacBook Airも充電できるハイブリッドモデルです。


MacBook Airをよく持ち歩く人、充電器とモバイルバッテリーを毎度持ち歩くのは面倒だという人にとってまさにうってつけのアイテムと言えます。
ぜひチェックしてみてください。






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