どうも、アトムです。
充電器とモバイルバッテリーが組み合わさったコンセント一体型モバイルバッテリーはAnkerを筆頭に各社メーカーから販売されていますが、ひとつ物足りない部分も。
バッテリー容量が物足りないんだよね…
販売されているコンセント一体型モバイルバッテリーの多くは、バッテリー容量が5,000mAhと少ないものが多い中、Ankerでは10,000mAhと大容量のモデルが存在します。
それが「Anker PowerCore Fusion 10000」です。
Anker PowerCore Fusion 10000はハイブリッドタイプでありながら、10,000mAhの大容量かつUSB-Cポートが最大20W出力と最新のiPhoneにも急速充電ができます。
この記事ではAnker PowerCore Fusion 10000の実機を用いて、使用感やメリットデメリットなどをレビューしていきます。大容量のハイブリッドモデルをお探しの方は参考にしてください。(小さい容量で本体サイズがコンパクトタイプをお探しの方はこちらをタップ)
- 充電器×モバイルバッテリーのハイブリッド型
- 10,000mAhの大容量
- 最大20W出力に対応
- パススルー充電は非対応
- やや重い
購入はこちらから
Anker PowerCore Fusion 10000スペックレビュー
モデル名 | Power Core Fusion 10000 |
---|---|
ブランド | Anker |
サイズ(縦×横×厚さ) | 8×8×3.4センチ |
重量 | 276g |
タイプ | ハイブリッド(充電器×モバイルバッテリー) |
搭載ポート | USB-C×1 USB-A×1 |
USB-C出力 | 5V=3A / 9V=2.22A 最大出力20W |
USB-A出力 | 5V=2.4A 最大出力12W |
バッテリー容量 | 9,700mAh |
カラー展開 | ブラック|ホワイト |
保証 | 18ヶ月 |
公式サイト | 公式サイトで見る |
価格と購入先
Anker PowerCore Fusion 10000の購入先は、「Amazon」「楽天市場」「ヤフーショッピング」などの各大手ECサイトや「Anker公式サイト」から購入ができます。
Anker製品は上記のような正規店経由であれば18ヶ月の保証付きで購入できるので万が一のときの為にも上記の店舗から購入しておくのが安心です。
外観デザインや付属品
Anker PowerCore Fusion 10000のセット内容は以下の通り。
左からポチ袋(収納袋)、本体、充電用ケーブル。ケーブルはUSB-A to Cケーブルが付属されています。
Anker PowerCore Fusion 10000の外観デザインは真四角形状で作られており、カラーはツヤのあるマッドブラック(白もある)でサラサラした手触り。
写真越しではわかりにくいとは思うが、指紋や傷が付きにくそうな素材感でとても質感が良いですね。
Anker PowerCore Fusion 10000の前身モデルのAnker PowerCore Fusion 5000では、結構傷が付きやすい素材だったので比べてみると明らかです。
質感の違いがはっきりわかりますね。
そしてポート側の部分はグレーになっていてマッドブラック×グレーの2トーン仕様となっています。
サイズ感と重量
Anker PowerCore Fusion 10000のサイズ感を図りました。縦横約8センチの正方形サイズで、成人男性の手の上でギリ収まるぐらいです。
重量は276gなので、500mlサイズのペットボトルが半分ちょっと残っているぐらいの重さで、他の充電器やモバイルバッテリーを想像しながら持つとややズッシリ感があります。
ただし、あくまでもAnker PowerCore Fusion 10000は充電器とモバイルバッテリーが組み合わさったハイブリッド型なので、そう考えると決して重いことはないですね。
Anker PowerCore Fusion 10000の特徴
Anker PowerCore Fusion 10000の機能性の特徴を解説していきます。
プラグは折りたたみ式で本体充電はコンセントに挿すだけ
通常コンセントプラグは折りたたまれています。
収納されていれば持ち運びのときなどに周りのガジェットなどを傷つける心配がなくなるよね
充電器としての使用や、本体自体を充電するときは簡単にコンセントプラグを取り出すことができ、コンセントに挿すだけで充電が開始されます。
本体自体のバッテリー容量は9700mAhあり、充電は約3時間半〜4時間ほどで完了します。
USB-CとUSB-Aの2ポート搭載
搭載ポートはUSB-CとAの2ポートが搭載。
- USB-C:最大20W出力に対応
- USB-A:最大12W出力に対応
- 2ポート同時使用:最大15W出力に対応
USB-CにはAnker独自の技術PowerIQ3.0(Gen2)が搭載されているので、20Wまでの急速充電に対応しているのです。
もちろんスマホ充電できますし、任天堂Switchなどのゲーム機だって余裕です。
2ポート同時に使っているときは2ポートで合計15Wまでの出力しか出ないので、スマホとワイヤレスイヤホンのような小さいデバイスに最適でしょう。
インジケーターでバッテリー残量や低電流モードに
本体の電源ボタンにはインジケーターが搭載されており、電源ボタンを押すと8つに分かれて光ります。
光っているLEDに応じてバッテリー残量を確認することができて、ひとつ12.5%で計算されることになります。
- LED1つ点灯:12.5%
- LED2つ点灯:25%
- LED3つ点灯:37.5%
- LED4つ点灯:50%
- LED5つ点灯:62.5%
- LED6つ点灯:75%
- LED7つ点灯:87.5%
- LED8つ点灯:100%
このおかげでバッテリー残量がひと目で分かるようになり、更には電源ボタンを2回押すと、低電流モードに切り替わり充電容量の少ないイヤホンなどの充電の適しています。
Anker PowerCore Fusion 10000のメリット(よかったところ)
Anker PowerCore Fusion 10000を実際に使って感じた良かったところをシェアします。
ハイブリッド型なので持ち物を減らせる
最大の特徴はやはり「充電器×モバイルバッテリー」がひとつになったハイブリッドモデルということ。
これまで持ち運びに充電器とモバイルバッテリーをそれぞれ持ち歩いていた身からすると、それらをひとつで済ませられるのは持ち物の数も重さも減っていいことづくし。
荷物を少しでも減らしたいと言う方はハイブリッドモデルは最適と言えます。
10,000mAhの大容量
5,000mAhなどの小さな容量が多いハイブリッドモデルですが、Anker PowerCore Fusion 10000は10,000mAh(9,700mAh)と大容量。
- スマートフォン:約2回充電可能
- タブレット:約1回充電可能
10,000mAhあればさすがに1日持つので1台持っておけば安心です。
20W出力の急速充電に対応
iPhone 12シリーズ以降のモデルは20Wの急速充電に対応されました。
Anker PowerCore Fusion 10000も20W出力に対応しているため、最大限のパワーで充電することができます。
急速充電ならiPhoneをわずか30分ほどで50%ほど回復するよ!
20W出力に対応しているデバイス |
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iPhone iPad(無印・mini) iPad(Air・Pro) MacBook Air MacBook Pro |
Anker PowerCore Fusion 10000のデメリット(残念なところ)
便利な反面、「ここはちょっと残念」と感じた部分もありました。
パススルー充電には非対応
ハイブリッドモデルの中にはパススルー充電に対応されているモノも販売されていますが、残念ながらAnker PowerCore Fusion 10000は非対応。
そのためデバイスと同時に接続している場合は、デバイスの充電が完了後→本体の充電が開始 という流れで充電されるので、両端末が充電されるまでに時間はかかりますね。
夜寝る前の充電器として使っていれば次の日フル充電で使えるね!
サイズ感はやや大きめでズッシリ
PowerCore Fusionの5000シリーズを使っていた場合、10000シリーズはサイズがやや大きめに感じるでしょう。
ひと回りほど大きくなり重さも100g弱ほど重くなるのでズッシリ感は感じます。
ただ、バッテリー容量が単純に2倍になったことを考えると、そこまで大きく重くなった感はありません。
個人的には10,000mAhならこのサイズ感は許容範囲内で使うことができると思いますね。
他ハイブリッドモデルと比較
Anker PowerCore Fusion 10000と類似製品を比較してみました。
PowerCore Fusion 10000 | 511 PowerBank | SMARTCOBY Pro PLUG | |
---|---|---|---|
ブランド | Anker | Anker | CIO |
タイプ | ハイブリッド型 | ハイブリッド型 | ハイブリッド型 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 8×8×3.4センチ | 3×113×3センチ | 7.5×7.5×2.5センチ |
重さ | 276g | 174g | 265g |
バッテリー容量 | 9,700mAh | 5,000mAh | 10,000mAh |
搭載ポート数 | USB-C×1 USB-A×1 | USB-C×1 | USB-C×1 USB-A×1 |
USB-C出力 | 最大20W | 最大20W | 最大30W |
UCB-A出力 | 最大12W | ー | 最大12W出力 |
購入する | 購入する | 購入する |
Anker PowerCore Fusion 10000は上記3製品の中でちょうど真ん中のスペック。
バッテリー残量やサイズ感、最大出力値などは充電するデバイスなど用途別に選ぶのが良いでしょう。
コンセント一体型モバイルバッテリーの選び方やおすすめモデルが知りたい方は下記記事をご覧ください。
Anker PowerCore Fusion 10000はこんな人におすすめ
実際にAnker PowerCore Fusion 10000をレビューしてみておすすめな人とそうでない人をまとめてみました。
おすすめな人 | おすすめでない人 |
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大容量のハイブリッドモデルが欲しい スマホを急速充電したい 2ポートで同時充電したい 荷物を極力減らしたい | とにかくコンパクトサイズが欲しい PCも充電したい |
Anker PowerCore Fusion 10000不満な人はこちらがおすすめ
以下の理由などでAnker PowerCore Fusion 10000だと不満な方は代替品をおすすめします。
- コンパクトサイズが良い→Anker 511 PowerBank
- PCも充電したい→CIO SMARTCOBY Pro PLUG(レビュー記事はこちら)
- モバイルバッテリーでいいからもっと安く→CIO SMARTCOBY DUO
とにかく小さなハイブリッドモデルが良い人は「Anker 511 PowerBank」が小さくて20W出力に対応しているのでおすすめです。
Anker PowerCore Fusion 10000と合わせて買いたいアクセサリー
Anker PowerCore Fusion 10000と合わせて購入するともっと便利なアクセサリーも紹介します。
急速充電に対応しているiPhone充電ケーブル
急速充電に対応しているAndroid充電ケーブル(タイプC)
収納におすすめのガジェットポーチ
Anker PowerCore Fusion 10000のレビューまとめ
Anker PowerCore Fusion 10000は「充電器」と「モバイルバッテリー」の機能を兼ね備えた大容量のハイブリッドモデルです。
これまで持ち歩いていた充電器とモバイルバッテリーをひとつにまとめて荷物をスッキリさせたい。
iPhoneを急速充電で運用したいという方に最適なデバイスとなっています。「スマホ2台持ち」「スマホとワイヤレスイヤホン」などのの組み合わせで持ち歩いている人もぜひ。
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