iPadユーザーのアトム(@ATOMS_blog)です。
もともとノートPCを持ち歩いており、外出先でもブログの更新や写真編集をおこなっていたのですが、今では外出先ではほぼiPadで作業しています。
第7世代のいわゆる無印iPadを購入して快適に使用していたのですが、今回iPad Pro11インチに乗り換えました。
無印iPadとiPad Proでできることはほとんど同じなのですが、今回なぜiPad Proに乗り換えたのか、実際に使ってみてどうかなどをそれぞれ比較してみました。
買うなら無印iPadとiPad Proのどちらがいいのか?
それぞれおすすめの人なんかも合わせて紹介しているので参考にしてくれれば嬉しいです。
[st-mybox title=”メモ” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
今回購入したのはiPad Pro11インチ2018年モデルです。現行では2020年モデルが販売されていますが、スペックはほぼ変わらずのマイナーアップデート。
操作感やできることなどは同じなのでご安心ください。
[/st-mybox]
結論→タブレットやサブ機としてならiPad。PC代わりに使うならiPad Pro。
結論から言ってしまうと
- タブレットやサブ機としてライトに使うならiPad
- PCのように重たいファイルを扱う写真や動画の編集するならiPad Pro
と言った感じです。
無印iPadを使っていた僕がiPad Pro11インチに乗り換え感じたのは、単純なテキスト作業や電子書籍や動画鑑賞がメインという方はiPad Proはオーバースペックかなーと。
iPadをこれまで使っていた僕も用途としては、
- ブログ更新やメールなどのテキストワーク
- 写真編集を少々
- kindleと楽天マガジンで読書
- プライムビデオやYouTubeで動画鑑賞
これらをメインの用途として使用しており、何の不自由もありませんでした。
iPad Proに乗り換えた今でもこれらの作業だけなら無印iPadが買いだと思います。
スペックが良いに越したことはありませんが、価格が圧倒的に違います。iPad Proは単純にiPadよりも価格が倍以上違いますからね。
iPadは1番安価な32GBのWi-Fiモデルであれば34,800円なのに対し、iPad Proの安価なモデルでも128GBのWi-Fiモデルで84,800円。
個人的に思うのがiPad Proのスペックが必要な作業をおこなう方がストレージの少ないモデルを購入する意味がないと思うんですよね。
必然的にストレージの大きなモデルを購入することになるとおもうので、実際は倍以上の価格差になるはずです。
iPad Pro11インチを購入した理由
ここまで言っておいてなぜ僕がiPad Pro11インチに乗り換えたかと言いうと、それは単純なストレージ不足とスペック不足問題。
これまでテキストワークがメインとして使っていたiPadですが、今回これまでよりもiPadで行う作業が圧倒的に増えたんです。
その作業は
- 大量の写真編集
- 動画編集
iPadでの作業が快適で、これまでパソコンで行っていた作業をiPadでもやるようになったんですよね。
いつでもサッと取り出し簡単に作業できちゃうiPadはとても優秀です。
そのおかげでこれまでちょこっとやっていたiPadでの写真編集も膨大な量になり、重い動画フィルを編集したりもするようになりました。
写真編集だけならまだしも、やはりそこに動画編集も加われば圧倒的なストレージとスペック不足に陥りますよね。
「これはあかん」と即iPad Proを購入したわけなんです。
逆を言えばiPad Proを購入して乗り換えるほど、iPadでの作業は快適というわけです。
まあ、人によっての作業環境にもよるかと思いますが、会社員の本業とブログ運営などの副業をおこなう子育て真っ只中の2児のパパにとって時間があればいつでもどこでもすぐにでも作業ができるiPadはマジで神デバイスというわけです。
僕と同じような環境の方や、iPadでクリエイティブな作業をガッツリとおこないたいという方はiPad Proが圧倒的におすすめですね。
無印iPadとiPad Pro11インチを比較
ここからはiPadとiPad Proの両デバイスを使用してみた僕が、それぞれを様々な観点から比較していきたいと思います。
僕が使用しているiPadは第7世代、iPad Proは11インチなのでこの2つの比較をしていきます。
スペックの比較やiPadでの作業での比較などをしているので、気になる個所などあればそこだけチェックすることもできます。
[st-midasibox title=”気になるところをチェック” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]
- スペックの比較
- 外観の比較
- ストレージの比較
- カメラの比較
- 充電ポートの比較
- 内蔵スピーカーの比較
- ApplePencilの比較
- Smart keyboardとSmart keyboard Folioの比較
[/st-midasibox]
スペックの比較
まずは無印iPadとiPad Proのスペックを比較していきます。
モデル | iPad(第7世代) | iPad Pro11インチ(2018&2020) |
CPU | A10 Fusionチップ | A12X Bionic(2018)|A12ZBionic(2020) |
RAM | 3GB | 4GB(2018)|6GB(2020) |
ストレージ | 32GB|128GB | 64GB|256GB|512GB|1TB(2020モデルは64ではなく128GB) |
コネクタ | Lightning | USB-C |
スピーカー | 2つ | 4つ |
カメラ | 8MP広角カメラ | 12MP広角カメラ(2020は+10MP超広角カメラ) |
セキュア認証 | Touch ID | Face ID |
ApplePencil | 第1世代対応 | 第2世代対応 |
キーボード | Smart Keyboard対応 | Smart Keyboard Folio|Magic Keyboard対応 |
価格 | 34,800円~ | 84,800円~ |
第7世代iPadのCPUはA10 Fusionが搭載されており、iPad ProはA12X Bionic(2020はA12Z Bionic)を搭載。
iPad Pro2018と2020で搭載されているA12XとA12ZでのCPU性能の違いは体感できるほどの差はほとんどありませんが、第7世代に搭載されているA10 FusionはiPhone7に搭載されているものと同じプロセッサなので、その違いは明らか。
これまで第7世代iPadを長く使っていて日常的に動作が遅いと感じることはありませんでしたが、いざiPad Proを使ってみると動作がより高速で滑らかになりました。
特に写真や動画編集などのCPUに負荷のかかる作業ではあからさまに差が出ます。
ですので、iPadをどんな風に使用していくかでおすすめのモデルが変わっていきますね。
[st-mybox title=”iPadの選び方” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- ネットサーフィンや動画視聴がメイン⇒第7世代iPad
- 写真編集や動画編集がメイン⇒iPad Pro
[/st-mybox]
外観の比較
無印iPadとiPad Pro11インチの外観を比較していきます。
無印iPadは10.2インチとiPad Pro11インチとあまり差はないのですが、無印iPadはセキュア認証がTouch ID搭載でベゼルが太い分、ディプレイサイズはiPad Proのほうが圧倒的に大きいです。
本体サイズは幅以外は全体的に無印iPadの方が大きめ。
高さ | 幅 | 厚さ | 重量(Wi-Fiモデル) | 重量(Wi-Fi&cellular) | |
無印iPad | 250.6mm | 174.1mm | 7.5mm | 483g | 493g |
iPad Pro11(2018) | 247.6mm | 178.5mm | 5.9mm | 468g | 468g |
iPad Pro11インチや12.9インチはディプレイが「Liquid Retinaディスプレイ」と名称が変わり、角が丸みを帯びた全面ディプレイとなりました。
正直そこまで体感差はないですが、少しでも大きな画面で作業がしたい方はiPad Proがおすすめです。
ストレージの比較
無印iPadとiPad Proではストレージ容量にも差があります。
無印iPad | iPad Pro |
32GB|128GB | 64GB(2020は128GB)|256GB|512GB|1TB |
iPad Proはストレージが4種類あり最大で1TBあるのに対し、無印iPadは2種類で最大128GB。
テキストワークメインであれば無印iPadのストレージ容量でも充分足りますが、写真や動画などの大きなファイルを扱うことが多いのであればiPad Pro一択。
以前の僕のように無印iPadではすぐにストレージ不足に陥りますので注意です。
カメラの比較
無印iPadとiPad Proは搭載されているカメラのスペックも変わってきます。
リアカメラの画質・F値 | フラッシュ | HDR | 動画撮影 | フロントカメラ | |
無印iPad | 8MP|f/2.4 | ー | HDR | 1080pHD撮影(30fps) | 1.2MP |
iPad Proは | 12MP|f/1.8(2020は超広角もカメラも) | あり | スマートHDR | 4K撮影(30fps&60fps) | 7MP |
iPad Proのカメラの方が明るめのレンズが搭載され、写真も動画撮影も高性能で撮影ができます。
さらにiPad Pro2020年モデルではデュアルカメラとLiDARセンサーが搭載されより高性能に進化しています。
試しに無印iPadとiPad Proのリアカメラでそれぞれ撮影してみました。
比べてみるとiPad Proのカメラで撮影した写真の方は色味が鮮やかで綺麗に映っていることがわかります。
カメラの機能はiPad Proの方が勝っているのですが、フラットなレンズの無印iPadに比べiPad Proのレンズは出っ張っており、本体を裸のままデスクなどに置くと少しガタつくのが欠点なんですよね。
僕はiPadは基本的にカバーを付けて使用しているのであまり不便には感じませんが、裸のまま使っている方にとっては致命的でもあります。
こういった欠点もありますが、iPadで写真や動画を多く撮影する方は断然iPad Proを選ぶのが良いといえますね。
充電ポートの比較
iPad Proになると充電ポートがUSB-Cに変更されました。
現在ではガジェット製品の多くがUSB-Cポートになりつつあるので、持ち運ぶ充電ケーブルが少なくなるのが魅力的ですね。
しかし2020年8月現在に出ているiPhoneもすべて無印iPadと同様 Lightningケーブルになるので、そのあたりはまだそこまで気にならないかもしれませんね。
USB-Cポートの魅力はSSDなどの外部ストレージやハブなどを使用することができるので、そういった周辺アクセサリーが豊富にあるのが魅力的と言えます。
iPad Proをお使いの方はBaseus Bolthub(ベースアス ボルトハブ)というUSB-Cハブがデザイン性も機能性も優れているのでめちゃめちゃおすすめですよ。
[st-card myclass=”” id=”6455″ label=”関連” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
内蔵スピーカーの比較
無印iPadは内蔵スピーカーが端末下に2つ搭載されているのに対し、iPad Proは端末の上部にも2つのスピーカーが搭載されており、計4スピーカー搭載で無印iPadに比べ音質が良いです。
そして端末を縦方向にしても横方向にしても自動で検知してくれて、使用している状態に合わせて最適なステレオ再生をしてくれるのです。
iPadで映画などをよく見られて、音質を重視している方はiPad Proのほうを選ぶのが良いでしょう。
ApplePencilの比較
iPadは周辺アクセサリーと併用することで、より便利に使うことができます。
代表的な周辺アクセサリーがApple Pencilとsmart keyboardです。
Apple Pencilでちょっとしたメモ書きやイラスト作成、smart keyboardがあればまるでパソコンのように手軽にテキストワークができます。
iPadを純粋なエンタメタブレットとして使うのであれば別ですが、仕事や趣味などで作業として使うのであればこれらのアクセサリーは必須レベル。
iPadでもiPad Proでも合わせて買いたいアクセサリーとなっています。
これまでは古いモデルのiPadではこれらを使用することができなかったのですが、第6世代のiPadから使うことができるようになり、より無印iPadへの評価や価値が高まります。
無印iPadで使えるApple Pencilは第1世代、iPad Proで使えるのは第2世代となり、それぞれに互換性はありません。(2018年以前のiPad proはApple Pencil第1世代)
第1世代は丸みを帯びたフォルムになっているのに対し、第2世代は一辺が平らに作られているので、持ちやすく書きやすい。
デスクの上に置いてもコロコロ転がる心配も少なくなりました。
また、センサーが内蔵されており指でタップすることでぺん→消しゴムのように簡単に切り替えることができるカスタマイズもできるようになりました。
Apple pencilの充電方法も異なり、第二世代は直接本体にマグネット式で取り付けて充電するタイプに対し、第1世代はLightningケーブルに差し込んで充電するタイプなので、充電するのが面倒なのと見た目が不恰好なんですよね。
第2世代は充電したまま持ち運び可能なので使いたい時には常に充電されている状態なのがとても良い。
無印iPadを使っている時はApplePencilの充電が面倒くさく使おうと思ったら充電が切れているということがよくありました。
そして第2世代のようにマグネット式で取り付けることもできないので持ち運びが不便。
そこで僕が使っていたのがtwelve southのApplePencilケース「Pencil Snap」です。
おしゃれなレザーケースでマグネット式なので、iPadのカバーなどに取り付けて持ち運ぶことができるようになるのでとてもおすすめです。
[st-card myclass=”” id=”4830″ label=”関連” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
Smart keyboardとSmart keyboard Folioの比較
第6世代以降の無印iPadではsmart keyboardが使えるようになり、iPad OSと組み合わせてよりパソコンに近づきました。
iPad Proに関してはsmart keyboardと接続させるコネクタが背面にあるので、Smart keyboard Folioが使用でき、Smart keyboardは使用できません。
Smart keyboardとFolioの違いはSmart keyboardはiPadの背面が覆われていないデザインとなっていますが、Folioはきちんと覆われています。
デザイン以外にもアレンジ方法が異なり、Folioのほうは2段階に角度を変えることができます。
一方Smart keyboardのほうは角度は変えられないものの、通常のカバーのようにコンテンツを楽しむためのスタンドモードに2段階変化させて使用できるようになります。
どちらの物にせよ、外部キーボードを持ち運ぶことなくパソコン代わりとして十分に使用することができるのはかなり便利です。
重たいノートパソコンを持ち運ぶことなくiPadだけでほとんどの作業は完結できるようになりましたからね。
まとめ|無印iPadとiPad Proはどちらを買うのがベストか?それぞれこんな人におすすめ
無印iPadとiPad Proをそれぞれ使ってきた僕の比較レビューでした。
両方とも使用してみてどちらを買うべきか?
この記事の冒頭でもお話ししましたが、
- タブレットやサブ機としてライトに使うならiPad
- PCのように重たいファイルを扱う写真や動画の編集するならiPad Pro
と言った感じです。
もう少し詳しく解説すると
- 純粋にタブレットが欲しい
- 少しでも安く抑えたい
- 動画や電子書籍などのエンタメ要素として使いたい
- テキストワークがメイン作業
- テキストワークや写真・動画編集などガシガシ使いたい
- 映画鑑賞なども綺麗な音声で視聴したい
- クリエイティブな作業メインで画質の綺麗さを重視したい
- よりパソコンに近づけてメイン機として使いたい
コストパフォーマンスを重視するなら無印iPad。クリエイティブな作業をガッツリしたいならiPad Pro。
僕はコスパ重視からクリエイティブな作業をガッツリするようになりiPad Proに移行しました。
あなたの使う用途に合わせて最適なiPadを選びましょう。少しでも参考になれば幸いです。
コメント